言っちゃダメ…。

先日ね、打ち合わせの帰り道にラーメン屋さんに行ったんですよ。

 

結構1人飯好きなんですね。

 

オペだからかね？

 

でね、カウンター席に案内されてね、味噌ラーメン注文したんですね。

 

カウンター席に座ったのは、ワタクシ１人。

 

その店のカウンター席なんですけども、ステンレスの目張りというか、ついたてというか…

 

カウンター席に座ると、ステンレスの目張りみたいなもので厨房は見えない様になってるんですね。

 

カウンター席から厨房が見えないって事は、厨房からもコチラは見えない。

 

店内にはテーブル席もあって、ワタクシ含めて3組程。

 

店員は店長っぽい男性と、バイトっぽい女性の計2名。

 

ここまではごくごくフツーのラーメン屋さんの風景なんですけどね、ここからが問題の始まり…。

 

店長っぽい男性と女性バイトさんの会話が聞こえる。

 

店長

「昨日、品川に遊びに行ったんだけどさ、クッソ暑くってさ!!
もうホントにクソ!!」

バイト

「そんなに暑かったんですか～」

 

店長

「もうホントにクソだよ!!」

ってね。

 

この会話を盗み聞きしたワケじゃなくてね、声がやたらデカいの。

 

クソクソ言ってる店長とそれに相づち打つバイトさん。

 

女性バイトさんとの会話を盛り上げようと一生懸命な店長さん。

 

なんかイキっちゃってる感じ。

 

なんなら女性バイトさん落とそうか？

 

って言う勢いすら感じられた。

 

都内行ったハナシはどうでもイイからさ、俺の味噌ラーメン作ってんのかな!?
って思ってたんですよね。

 

しばらくして…

 

女性バイトさんが注文の品を持ってきたんだけどね、ワタクシの隣の席に
「お待たせしました～」
って置いてったんですよ。

 

あれ？
二人に霞んで見えたのかな？

 

乱視とかで。
フツー客の前にどんぶり置くよね？

 

まぁまぁ…
カウンター席に座ってたのはワタクシ１人なので、スペースを贅沢に使いたかったのかな？

 

匠の粋な心使い的な?

 

隣に置いてやったぞ。

 

心して食せ。

 

的な?

 

まぁ食えればイイや。

 

と思って食べてたけど、味は普通。

 

可もなく不可もなくな感じ。

 

その間も店長とバイトの会話丸聞こえ。

 

ず～っとクソクソ言ってるの。

 

いやね、俺ね、ついたて1枚隔てたトコでね。

 

味噌ラーメン食ってんですよ。

作ったアナタもわかるよね?

味噌ラーメン作ったよね?

少しは言葉を選んでくれないのかね？

 

んで、先客の1組がお会計したんだけどね…

 

店長

「ありがとうございました～」

 

って
さんざんクソクソ言ってる声よりも小さいの。

 

そこまでクソクソ言うなら
「クソありがとうございました!!」
位の事言えないもんかね。

 

でっけぇ声でさ。

 

麦わら船長んとこのコックみたいにさ。

 

まぁ雇われ店長さんだったのかもね。

 

そもそも店長じゃなかったのかもしれない。

 

でもね、
飲食を生業とする者の心構えとしてあるまじき行為だと思うんですよ。

 

味噌ラーメン食ってる側でクソクソ言うわ、ありがとうございましたは小さいわ、味はフツーだわ

最悪ですよ。

 

店側の会話を聞かれてないと思っていても、客に聞かれて知らないトコで信用失墜するんだよ。

 

って言うハナシを、うっかりクソクソ言ってたカフェのマスターであり友人に忠告してあげた。

 

そして…
自分も言葉使いには気を付けようと思った前厄の夏。