めっきり出番が減ってしまって、クレーンオペさんではなくなりつつある今日この頃…
ブログタイトル変えないといけないね(-_-;)
とはいうものの、
特にコレ!!
っていうタイトルが思いつかないので、当面このままのブログタイトルで行こうかと思います。
長年この看板ぶら下げて記事更新してましたからね~
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
どうも、久しぶりにクレーンネタおじさんです。
車種紹介
さてさて…
今回ご紹介いたしますのは…
TADANO GR-160N-4
16tラフターです。
購入金額としては税別3000万円でした。
※画像はカタログより抜粋
全長:8.310㎜
全幅:2.200㎜
全高:3.150㎜
車両総重量:19.795㎏
G4のスラントブームの16tラフターです。
世間ではG5シリーズが販売開始されておりますがね(笑)
スラントブームとは?
通常のラフターの形状とは異なり、ブームが前に下がった形状の事です。
※アームじゃないよブームだよ。
その形状のお陰か、左側の視界がイイ感じです。
エンジン
アメリカのディーゼルエンジンメーカーのカミンズ社の水冷4サイクル6気筒直接噴射式ディーゼルエンジンを搭載しております。
総排気量:6.69L
最高出力:175kW{238PS}/2,300min-1{rpm}
最大トルク:888N・m{90.5kgf・m}/1,500min-1{rpm}
となっております。
毎回の事ではございますが、トルクだとか出力だとかを聞かれても当方その辺の知識はサッパリです。
運転席を真上から見てみよう
またまたカタログから拝借しました。
基本的にキャビンの中はG4の他車両と同じです。
手抜きか?
と言われたら手抜きかもしれない…。
レバーやペダル関係はG4の60tと一緒なので、違う点だけ紹介していきます。
旋回ロックピンレバーが運転席に無い
G4のラフターには設置されていた、旋回ロックピンのレバーが無いんですね~
じゃ~、何で旋回をロックしてるの?
ってことなんですけども、ブームに凸が付いてまして、シャーシに凹が付いてます。
でそこに嚙み合わせる感じです。
運転席から見た感じ
ブーム格納時にミラーで確認できるのですが視認しにくかったので、蛍光テープを貼りました~
ただ、コレ、注意点としてブームの左側とミラーのステーのクリアランスが狭いんですね。
格納時は正面を向いてからブームの格納をした方が破損の心配がないかと思われます。
旋回しながら~倒しながら~格納~って調子に乗っちゃうとミラーステー破壊しちゃいますからね…。
サスロックを最縮小しないとアウトリガーが出ない
25tや60tだったらサスロックの縮小は特にいじらなくても、PTOスイッチを入れたらアウトリガー操作ができるけれど、16tに関してはサスロックを最縮小操作してからPTOスイッチを入れてアウトリガー操作となります。
下図の左は16t、右は60t
↑サス縮小スイッチの場所が違うんですね~
というのも…
16tのサスペンションは、前後とも縦置板バネ式となってます。
60tはハイドロニューマチックサスペンションなので、比較すると16tの方が走行時の乗り心地は少々悪く感じます。
車高が高いのと板バネが相まってかわかりませんが、路面のショックを拾う感はありますね。
担当オペさんは、KATOの13tよりもショックを拾う感じはするって言ってました。
運転席左側の窓が前後5㎝くらいしか開かない
スラントブーム故、ブーム格納状態で運転席左側の窓から顔を出してブーム起こし操作…
ブームと顔が挟まったって言う事故があった対策との事で、運転席左側の窓は5㎝程しか開きません。
なので、運転席左側からオペさんに話しかけるのはやめてくださいね…。
窓が開かないので、5㎝の隙間から口だけしか出ませんので…。
敷鉄板は運転席側に4枚格納
恥ずかしながら、購入してから気が付いたことなのですが、純正仕様ですと運転席側にアルミ敷板を4枚格納するという造りになってます。
左右の重量のバランスの為左側に4枚格納するという事になっちゃいました…
って、メーカーさんが言ってました。
従来機種だと車両の左右にアルミ敷板を2枚ずつ格納するという架装なのですが、片側に4枚の敷鉄板となるとアウトリガーを張り出し後に敷くアルミ敷板をセットする際、若干不便を感じるかもしれません。
左側がスッキリ
車体左側がですね…
結構スッキリサッパリした印象なんですよ。
全モデルのG3だと鉄板で覆われていたのですが、G4だとスッキリした状態になってます。
スッキリというかスカスカになった感じですね(;´・ω・)
13tと比べて3tUPの差って大きいよね
実はね、弊社13tを廃車にして16tを入れたんですね。
13tの代車で16tを入れられるし、25t以下の仕事をカバーできるよねってことで納入を決めたんですね。
でね、13tから16tの能力差ってのがすごいの。
13tだと全張りしたアウトリガーの真横で4tを吊り上げるのがやっとだったんだけどさ、
16tだと
作業半径5mの能力は、ほぼ倍の能力なのね。
13tから16tの3tUPでこの違いって大きいよね~(;´・ω・)
性能表・能力表の見方についてはコチラ!!
最後に
ワタクシ、まだコレ乗って現場に行った事が無いんですよね。
なので、レビューがちょっと物足りない感じになってますがソコはご愛敬で宜しくお願いします。
担当オペさんのハナシによると…
G4に長いこと乗っちゃうと、G3が乗りにくく感じるそうです。
※個人の感想です。
いいなぁ…。
と思う配車係でした。
という事で…
それでは本日も
ご安全に~
コメント
東京でサラリーマンをやっている42歳です。東京に疲れたので地方に家でも買って、何か需要が無くならない仕事でで細々と生きていこうかと思うのですが、この歳からクレーンオペを身につけるのは難しいでしょうか。
ukさん
お疲れ様ですm(__)m
うーん
難しいか難しくないかで言ったら難しいと思われます。
自分も40過ぎてますが、畑違いの仕事をするには相当な覚悟が必要になると思います。
資格を取得するのは容易いと思うのですが、機械の操作についての感覚的なモノだったり、走行操作についても車幅の感覚等々…
感覚を掴むのに20代の倍の時間がかかると思います。
新しい事を覚えるに辺り、大きな覚悟と努力が必要になると思います
とは言え、自社オペさんで40過ぎてから資格を取得し、経験0で入社して現在も頑張ってくれている方もいます。
どの仕事でもそうだと思いますが、
頑張り次第でどうにでもなると思いますよ。