伸縮操作で何t吊れるのかな…?

クレーンネタ

どうもご無沙汰しております。
ちょいとバタついてきましてちょっと更新遅れました…。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

どうも、バタつきおじさんです。

 

またもやヤマさんの質問からの記事更新というコンボでやらせてもらってます。

そういえば昨日、建屋内で伸縮作業だったんですけど伸縮する限界の重さってあるんでしょうか?
昨日は10トンの物を3メートルくらい伸縮で持って行ったんですけど、無理してるって感じは無かったんでもっといけるんですかね?

というご質問を頂きました。

ヤマさんありがとうございますm(__)m

 

コレね…。

今までワタクシはこの手の作業は断ってたんですね。

 

やっちゃいけない操作ってワケじゃ無いと思うんですけども

 

取説に、伸縮作業で吊り上げられるのは○tまでイケますよ~
なんて記載が無いモンでね。

 

50t乗ってた時でも2t~3tのモノを吊った状態で伸縮操作って経験はあるけど、それ以上の重量の

モノを吊ったまま伸縮操作をしたっていう経験は無いんですね。

 

荷を吊った状態で、伸縮操作してどこかイカれて縮まなくなった…。
なんて事になったらイヤだなぁ…って思っちゃってね。

 

25tで25mブーム縮まなくなってその状態で公道走るのイヤ(´・д・`)

 

サスロック解除しないからイヤ(´・д・`)

 

振動で缶コーヒーがほぼほぼこぼれますからね。

 

もう運転席大惨事。

 

セブンイレブンのコーヒー美味しいよね。

 

あの機械欲しいね。

 

あ…
ハナシ逸れました…。

 

現場の人の
『この前のオペは、出来たぞ~』
ってのは信用ならんのですよ。

 

能力ギリギリの作業とかね。

 

そもそもアチラさんは25tで作業したか、50tで作業したかの記憶もあいまいだったりするからね…

 

ムリして作業すると割と喜ばれるけどさ、故障して作業止めようモンなら手の平返した様な冷たい扱いを受けますからね。

 

視線が痛い事痛い事…。

 

気をつけなきゃいけない。

 

ワタクシ、伸縮操作で○tまでイケますって経験も知識も無いので…。

 

我々取材班は、彼の協力を仰いだ。

 

『あの男に連絡だ!!』

 

つってね。

つってね。

 

快く応じてくれました。

 

困った時にいつも助けてもらってますm(__)m

 

最強の知識人とも蔵さん。
ありがとうございます!!

 

以下、とも蔵さんより

>荷を吊っての伸縮は壊れないの?

クレーンによってブームを伸縮させる機構や、ブームの先端か根元どちらで伸縮するのか等で異なるので、一概には言えませんが、確実に言えるのは、ブームがスライドする部分に付いている板(スライド板)は早く磨耗しますし、どんな事にも限界はあります。

>荷を吊ったまま伸縮できる限界はどの位?

まず、油圧の限界に達するとブームが伸びなくなります。
次に、クレーン性能(吊り能力)の限界に達したら止まります。

ブームの伸縮機構の限界は先にも書いたように、クレーンによって様々ですが、絶対にブームの伸縮機構が壊れない吊り荷重の目安としては、補助ジブ付きの一般的なクレーンの場合、補助ジブの重さ(約1~2トン)位です。

その補助ジブを出しての伸縮作業となると、性能的に数百キロ位しか吊れないので、その位だと気にする程ではないです。

また、補助ジブの振り出しを、ブームを伸ばしながら行う一般的なクレーンは、25tクラスだと、ブームを伸ばす時に約7トン位の負荷がブームを伸ばす部分にかかっていて、この状態のまま約2メートル位はブームを伸ばすので、この位なら壊れないと言えます。

 

それに、稀な事ですが、ジブ出しに失敗し、ブームを伸をばしている途中で補巻のワイヤーを切ってしまう事がありますが、その時の負荷は、補巻のワイヤーが切れるくらいですから、25tクラスだと15トン以上かかっていると思われますが、それでも伸縮部分が壊れたと聞いたことはないです。(TADANOさんのGR以前のモノは、ジブ出し時にトップシーブのピンの外し忘れで補巻きワイヤー切っちゃうんすよね(笑))

 

しかし、いずれにせよ慎重に作業し、自分が無理だと思えば、断る勇気は必要です。

 

使う側は作業してほしいので、平気で色々と嘘を言ってきますので、いつもやっているとか言われても鵜呑みにしないでください。

 

最後に、自分が経験した荷を吊ってのメインブームによる、伸縮作業時の最大吊り荷重は
ミニラフクラスで5トン
16tクラスで10トン
25tクラスで14トン
50tクラスで25トン
100tクラスで50トン
160tクラスで70トン
ジブを装着し、ジブで荷を吊っての伸縮だと、G4フルオートジブ(ヒマゴ)の伸縮作業が、メインブーム角78° ジブオフセット5°で3トン。
マゴのみ、メインブーム角70° ジブオフセット5°で2トン。

 

これら全ての作業で、最大吊り荷重となる吊り荷の重さですから、伸縮すると言っても数メートル位で、吊る回数も1、2回程度で、伸縮する部分が壊れたことはありませんが、ゆっくり慎重に作業しました。

 

ちなみに、最も伸ばす力がショボいクレーンは、補助ジブ無しの、コマツの5tラフターで、1トン以上吊るとブームを伸ばす事ができませんでしたf(^^;

 

基本的にはダメな作業なんでしょうけど、先に書いたように、マゴの重量分くらいは仕方ないのかなと思います。

 

皆さん同じような思いをしているようで、伸縮作業となると、代わってくれと言われたり、色々と相談されてきたので、少しでも参考になればと思いました。

 

クレーン屋は状況に応じて何でもやらないといけませんからね(´・ω・`)

参考までに

 

という事で…。

 

とも蔵さん、いつもすみませんm(__)m
報酬はスイス銀行に入れときます。

コメント

  1. Slide Away より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > ども、報酬確かに受け取りました
    > ( ̄ー+ ̄) マイド~
    いつもすみませんm(__)m
    > さて、最近気付いた事なんですが、G4 25tになってから、親フックのブーム側のシーブが3枚、親フック側のシーブが4枚になったのですが、それだと正規にワイヤーを掛けたら、ワイヤーが ハ の字になり、運転席から見て左のブーム側のシーブとワイヤーが擦れ、ワイヤーが素線切れします
    >
    > その時に、シーブも削れるので、だんだんとシーブに角がたってきて、角にワイヤーが擦れることで、著しく素線切れし、ワイヤーにトドメを刺してしまいます(汗)
    >
    > これはフックを巻き上げて使う程、ハの角度が広くなり、強く擦れるようになります
    >
    > なので、過巻を切って伸縮で重量物を吊る作業だとワイヤーが、かなり擦れますので、そんな作業は断っていいと思います
    >
    >
    > この件に関して、今後メーカーと話し合っていかないといけないのですが、クレーンの管理担当窓口者が、「クレーン検査に合格しているし、そんな事言ってるのはアンタだけやから問題ないんやないの?」とか言う、トンチンカンのアンポンタンなので、話しが進まないんですよね
    >
    > こんな管理職しかいないクレーン会社のオペは大変だなと思います
    > ┐( ̄ヘ ̄)┌
    やっぱ、元々乗ってた人じゃないとダメなんすかねぇ…(-_-;)
    現場での不具合とか、金額の折り合いとかハナシ通じないっすからねぇ…
    困りますよねぇ( ̄~ ̄;)

  2. 匿名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ども、報酬確かに受け取りました
    ( ̄ー+ ̄) マイド~
    さて、最近気付いた事なんですが、G4 25tになってから、親フックのブーム側のシーブが3枚、親フック側のシーブが4枚になったのですが、それだと正規にワイヤーを掛けたら、ワイヤーが ハ の字になり、運転席から見て左のブーム側のシーブとワイヤーが擦れ、ワイヤーが素線切れします
    その時に、シーブも削れるので、だんだんとシーブに角がたってきて、角にワイヤーが擦れることで、著しく素線切れし、ワイヤーにトドメを刺してしまいます(汗)
    これはフックを巻き上げて使う程、ハの角度が広くなり、強く擦れるようになります
    なので、過巻を切って伸縮で重量物を吊る作業だとワイヤーが、かなり擦れますので、そんな作業は断っていいと思います
    この件に関して、今後メーカーと話し合っていかないといけないのですが、クレーンの管理担当窓口者が、「クレーン検査に合格しているし、そんな事言ってるのはアンタだけやから問題ないんやないの?」とか言う、トンチンカンのアンポンタンなので、話しが進まないんですよね
    こんな管理職しかいないクレーン会社のオペは大変だなと思います
    ┐( ̄ヘ ̄)┌

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