ホーネットさんのフロントフォークをO/Hしたハナシ その1

バイク関連

というワケでですね…。

 

 

気が付いたらホーネットさんのフロントフォークO/Hを始めちゃってたんですね

(-_-;)

 

キャブのO/Hの時と全く同じ流れw

 

 

いやね、バイク屋さんに出したくないとかそんなんじゃないの。

工賃はちゃんとした職人さんへの報酬ですからね。

 

ただシンプルに…

 

お金が無いんよ。(切実)

 

物価高だしさ~

お小遣い少ないし…

 

はぁ~あ

生活するだけでやっとですよ。

 

で、今ってさ、情報をたくさん仕入れられるじゃないすか?

 

バイク屋さんがO/Hについての情報をブログや動画で出してたりするじゃない?

 

技術をブログや動画で流しちゃうなんて大丈夫なの…?

って思ったんだけども、それで広告収入を得た方が儲かるのかもしれないね。

 

というワケで…

やっていくよ

 

 

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作業手順の確認

 

・車体のジャッキアップ及び固定

・フォーク周辺の各部のボルトを緩める

・ブレーキキャリパーを外し、ブラ下げず吊るす

・タイヤ・フェンダーを外す

・トップブリッジ・ステアリングステムを緩めフォークを抜く

・フォークオイルを抜き取りバラす

…までが解体作業

この後、

・フォーク内の各部部品交換

・フォークオイルを注油し油面調整

・組付け

となる。

 

素人には長期戦だよねぇ…。

とは言え、始めちゃったから後戻りはできないw

 

必要工具類

 

ある程度の工具やメガネレンチのセット・六角レンチセット等々…

は持っているので、特に用意したもの類を紹介していきます。

 

いや~

DIY整備するとさ、たぶんこれもう一生使わないよね?

って工具やスプレー類が増えていくよね(笑)

 

今回、買い足したり重宝した工具等の一覧ね。

潤滑スプレー

締め付けられ固着されたボルト部分の潤滑にコレが効くんですね~

グリス等の油脂類でお馴染みのニチモリさんの商品です。

 

シリコングリス・スプレー

 

ゴム部分の潤滑・防錆にシリコングリス!

これ、数年前に買ったんだけど減らないw

 

組付け後のインナーチューブの防錆に使用しました。

潤滑剤ってゴム部分へダメージを与えるとの事。

シリコンスプレーはゴム部分に与えるダメージは少ないんだってさ。

なので、ダストシールの保護目的で使用しました。

 

家のサッシにも使えるよ。

めっちゃ動き良くなってピシャーン!って閉まるようになるので注意w

 

M10の長ナット

 

フォークキャップを緩める際に必要!

 

ワタクシのホネさんは前期型と言われるタイプの為、コレが必要になったんよ。

コレが無いと作業できなかった。

17㎜の六角レンチの代わりに使うよ。

 

廃油処理パック

 

フォークオイルを処理するにあたり必要なので用意。

事前情報によるとものすごく臭いらしい…。

車体を浮かせたついでにエンジンオイルも交換しようと思い4リットルモノを購入

 

パーツクリーナー

 

フォークオイルを抜いた後、内部の洗浄に使用。

結構な本数を使ったね。

3.4本使ったかな?

 

ヘキサゴンソケット6㎜

 

ボトムケース下のボルトを外す際に必要になりました。

長くないと届かないんです(;´Д`)

 

オイルシールプッシャー

 

これね、組付けの際にインナーチューブを傷つけない様にオイルシールを打ち込む工具なんだけどさ、塩ビ管で代用できるって記述も見かけたんだけどね。

ホラ、ワタクシはカタチから入っちゃうタイプなので買っちゃたよね。

 

でもね、使った感じ、コレが原因でシールが傷ついて金属出ちゃって錆びんじゃね?

って気がしたよね。

塩ビ管でワッシャー噛まして打ち込んだ方がイイんじゃね?

って今は思う。

 

それは後で…。

 

フォークオイルの油面ゲージ

 

フォークオイルを注油した際、油面調整なるものをしないとイカンとの事で購入

前期型のホーネット250のフォークオイルは467mlで110㎜で油面調整との事。

コレもあとで思ったんだけどさ

規定量のフォークオイルを467ml入れて、更に110㎜の高さで調整して吸い取るワケだよね?

規定量いる?

って思っちゃった。

 

フォークオイル

 

ホンダ純正のフォークオイルがちょっとお値段高めなんですよ…

で、他メーカーのフォークオイルと差は特にないとの事なのでヤマハにしました。

G-10でいいみたい。

 

あと、フォークオイルを測る容器を買い忘れたんだけど、100均等で調理用のビーカーで代用できるみたい。

ワタクシは思いっきり買い忘れたので、オイルジョッキで目分量でトライしました。

 

ウエスと手袋

 

ニトリル手袋とウエスは必須ね

 

純正パーツ一覧

 

O/Hなので替えなくてもいいだろうってトコも替えちゃうよ。

例によってWebikeさんで純正パーツを発注

 

Amazon・楽天等々でも販売はしているけれど、全部揃えるならWebikeさんで純正パーツを発注した方が金額的にも安いね。

 

シールセット    51409-MN8-305 ×2 3400円

リングバックアップ 51412-MB4-003 ×2 680円

ブッシュガイド   51414-MN5-003 ×2 1220円

ボルトソケット8㎜  90116-KV3-701 ×2 310円

ワッシャー8㎜    90544-283-000 ×2 300円

ブッシュスライダー 51415-MM8-003 ×2 1380円

リングピストン   51437-KV3-701 ×2 660円

Oリング       91356-KF0-003 ×2 360円

シートスプリング  51403-KF0-003 ×2 390円

オイルシールストッパー 51447-KA4-711 ×2 390円

 

一個一個の金額は安いんだけど、×2な上に点数が多いからね(-_-;)

純正部品の総額は…

 

税込み 9999円!!

 

更に今回購入した工具類合わせてざっくりで合計2万円位かなぁ?

 

作業開始

車体のジャッキアップ

 

前回も書いたんだけど、パンタグラフジャッキしか持ってないモンで、コイツをオイルパンに当ててジャッキアップするってのがちょっと抵抗あったんですよ。

 

で、ふとひらめいたのが

吊るす

パターンw

思いのほか上手くいった。

 

脚立&ラッシングベルトでフロントを吊り上げました。

リアタイヤが動くのを防ぐため、1速に入れてます。

念のため、後輪に輪留めをかけてます。

 

ココからは先人たちの戦いの記録を読み漁ったので、サクサク初めて行きます。

 

各部の締め付け部分を緩めるよ

 

あ、その前に…

フォークキャップを緩めるのにね、17㎜の六角レンチが必要なワケ。

で、17㎜の六角レンチなんて結構高額なんよ。

 

でね。

長ナットを使うとの事で事前に購入しておきました。

17㎜のレンチにM10の長ナットを入れて軽く緩めます。

 

で、各部を緩めたら…

フロントブレーキキャリパーを外しました。

 

で…

 

夢中になってて気が付いたらこうなってた…。

タイヤ外しました。

タ~イヤマルゼン!
タイヤマルゼン!

つってタイヤを転がしてね。

 

あ、このCMでタイヤを転がしてたお兄さんが現在、タイヤマルゼンの社長さんになったんだって~(余談)

 

ココまでは順調だったんだけどさ。

ココで問題発生。

 

持っている六角レンチではこの部分が外せない事がわかった…。

この部分にボルトが刺さってましてね。

コイツを緩めないといかんのですよ。

 

後で分かったんだけど、この段階で緩めておかないと中で供回りしちゃうから上手く緩められないんだよね。

 

右は緩められたんだけど、左が全然緩まなくてさ…

 

渋々かつ急いで買いに行きましたよ…。

長いタイプのやつ。

先人たちの戦いの記録ではココが緩まなくてインパクトレンチなんて工具を使って外したりしていた…。

そんな工具は持ち合わせていないので、なんとかして外したいところ…。

 

 

無事緩めることができたので作業再開。

 

フォークオイル抜き取り

 

で、フォークキャップを外してフォークオイルを抜くんだけど、コレが臭い!

って先人たちの戦いの記録には書かれていたが、臭くは無かった。

 

色は限りなくグレー。

セメント色だったね。

ドロドロもしていないしどちらかと言ったらサラサラだった。

数回シャコンシャコンやってフォークオイルを抜き取るよ。

 

んで、中身を取り出す…

随所でパーツクリーナー清掃。

 

 

ダストシールの取り外し

 

ダストシールを外したらこんなんなってたよ。

 

あ、ダストシールはインナーチューブに当たらない様に小さいマイナスドライバーを使ってこじったよね。

 

 

錆びてるぅぅ!!

 

そうそう…

ダストシールの下にワッシャーが入っててそれが錆びてるのかと思ってたの。

でね、パーツリスト見る限りじゃ~ダストシールの下にワッシャーなんて入って無いのよ。

 

不思議に思ってたんだけどさ、ダストシールを見てわかったよ…。

 

アレさ、金属をゴムでコーティングしてたんだね…。

 

話を戻して…。

 

クリップをこれまた細っそいマイナスドライバーで外して、ボトムケース下のボルトを取り外す。

液体ガスケットはついて無かった~。

 

そして

難関と言われるインナーチューブ抜き取りへ…。

 

インナーチューブ抜き取り

 

2時間シュコシュコ繰り返して抜き取ったとか…

バーナーで炙ったとか…

アルミだからバーナーで炙るのは良くないとか…

イロイロ見てきたよ。

 

さてさて…

どうなるのかな…。

と、サムライの居合抜きの所作を繰り返したら…

右のインナーチューブは抜けました~!

 

へ~

こんな感じになってるんだね~

 

ピンボケてるけど、錆びてるのがわかるでしょ?

で、右フロントフォークは全摘出できました。

次は左フロントフォークの摘出なんだけど、インナーチューブが全然抜けない…。

 

右が順調すぎて左が逆調・不順!

(順調の対義語って逆調・不順なんですって)

何度やっても抜けない…。

 

この日は諦めたよね

疲れたし。

この日は諦めて片付けた。

んで、対処法をフル検索しましたよ。

 

でね、油圧を使ってダストシールを抜くって方法を発見しましてね。

会社にある油圧ジャッキと少々のエンジンオイルを拝借する事にした。

配車係が拝借…

いやなんでも無いっす。

 

次回へ…

 

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