というワケで…
前回の続きです。
思い立ったら居ても立っても居られず、仕事から帰宅後…
おもむろにキャブの摘出作業を開始した。
2時間かからない位で摘出成功。
相変わらずエアクリーナーボックスの取り外しが大変ね。
ヘルメットホルダーが引っかかって、エアクリーナーボックスがなかなか抜けないんだけど、ナゼか不思議と抜けるポイントがあった。
コツは掴んだね。
この日はキャブの摘出で終了。
仮説の検証
ガス欠をきっかけに不具合が発生した。
タンク底のサビを吸い上げたためそれが起因しての事かと推測。
不具合箇所を考えるに…
フューエルコックダイヤフラムの動作不良?
フューエルコックフィルターの目詰まり?
キャブ内部の詰まり
キャブダイヤフラムの切れ
のどれかじゃないか?
と仮説を立て取り掛かる事にした。
復活してくれないと困るんよ( ノД`)シクシク…
燃料コックのフィルターの目詰まり
ガス欠してタンク内のサビを吸い上げたため、燃料コックのフィルターが詰まってるのでは?
の仮説を検証していく。
タンクの燃料を携行缶に移すんだけど、若干こぼれたよ。
ガソリン…。
今や高価な燃料ですよ( ノД`)シクシク…
あ、燃料やオイルを使う作業はニトリル手袋がおすすめよ。
ガソリンやオイルが直接素手に触れることなく作業できますのでコレは便利です。
びっくりするくらい手袋内が手汗でビチャビチャになるけどね。
ちょっと何かに引っ掛けると切れちゃうけどね。
便利です。
ハナシを戻して…
燃料コックを摘出してフィルターを確認してみた。
すると・・・
がっつり目詰まりしてるワケでもなかった。
サビというより砂?みたいな感じでした。
タンクキャップの吸気から入り込むんですかね?
むぅ。
ココじゃないのか…。
実はに過去にタンクのサビ取りをした際に部品注文していたのです。
燃料コックのフィルターと燃料コックのダイヤフラム。
6年寝かせておいたw
遂にこいつを取り付ける時が来たのだ!!
初期型ホーネットは製造から27年ほど経過してますからね。
経年劣化による不具合の発生を潰していくと自分に言い聞かせるw
ダイヤフラム部分の交換と…
フィルターの交換
とりあえずココじゃなかった…。
キャブ内の目詰まり
そして先日摘出したキャブを取り出すよ。
で、バラしていくんだけど…
ドレンの部分に若干ゴミはあるものの、前回O/Hした時よりキレイだった…。
原因はココでもないのか…。
いつでも探ぁがしているよ~♪
どっかにエンストの原因を~
おれの中の山崎まさよしが熱唱してる。
ものすごい声量で熱唱している…
原因が見つからない…。
ジェット類を全部バラして光を当てて見たんだけど詰まってる様子は無かった。
せっかくここまでバラしたから、エンジンコンディショナー(前回の残り)で20分間漬け起きした。
今回はすっ飛ばして無くすことなく摘出!
新しい発見
キャブをバラしていたんだけど新しい発見をした。
矢印のとこね、燃料がフロートへ流れる部分なんだけどさ
フィルターになってるのね。
燃料コックでフィルターがあって、キャブ部分でもフィルターが付いている。
更にワタクシのホーネットは燃料ホースの途中にフィルターを付けている…。
これね↓
後付けした燃料フィルターって必要?
って思ってしまった…。
実は銚子ツアーの最中も不具合出たのね。
この時は低速でしばらく走っているとエンストするというものだった。
エンストはストンと失火する感じではなく、若干ガク付く感じ。
エンストするとしばらくエンジンはかからない。
10分程度時間を置くとエンジンはかかる。
60km/h以上で走行していれば問題ないが30~40km/h走行がしばらく続くと症状が発生するというものだった。
何かの抵抗で燃料の吸い上げが悪いのか?
と思い、交換したら復旧したって事があったの。
3年経過してるってのもあったからね。
ホントにコレが原因だったかどうかは不明だけども…
ダイヤフラムの切れ
遂に原因を思われる個所を発見した!
ダイヤフラムが切れていた。
4つあるうちの3つがこのような状態だった。
今回の不具合の原因はココであって欲しい。
燃料を吸い上げるのに重要な役割をするとよね?ここって。
ただ…
いきなり3つのダイヤフラムが切れたのだろうか?
ガス欠を境に一気にこの状態になったをは考えにくい。
徐々に切れてはいたんじゃないだろうか?
そうだとすると…
いままでの不具合の大元なのだろうか…?
大元だとしたならば今まで試行錯誤して交換したの一体何だったのか?
いろ~んな思いが交錯しますよ。
・・・が
純正部品は廃盤なんですよね。
前回のキャブオーバーホールをした際に、ゴムがそこそこ固く感じてはいた。
いつかはこうなるだろうと思っていたけども…。
つづく…
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