皆さんご存じのワタクシの愛車:ホーネット250なんですけどもね…
どうやら1997年モデルと思われるんですよ。
でね、さすがに製造から20年も経過したバイクですからね~
やはり部分的にもアチコチ劣化してるワケですよ。
ウチのホーネットさんのガソリンタンクの中が、すっげぇサビてるっていうので
DIYでガソリンタンク内のサビをぉぉぉ!
ごっそり取っちゃうぜぇぇぇぇ!!
っていうお話。
なんならね、
”花咲かG”を使用した人柱報告ですよ。
タンククリーナー業界を騒がす
あの花咲かG…
素人おじさん×花咲かG…
この化学反応は如何に⁉
謎のエンストを起こしていたこのホーネットさん…。
(現在、原因はなんとな~く判明しました)
しょっちゅうエンストするっていうワケじゃないんですけどもね、怖くて2車線道路の右車線をオチオチ走ってられないんですよ。
謎エンストして後続車に轢かれてミンチになっちゃいますからね。
あ~
怖い怖い…
公道は危険がいっぱい。
なので…
その謎のエンストの原因を1つ1つ潰していこうっていう事で、プラグやらエアクリーナーやら交換したんだけれど原因は違ったみたいで…
実はこのホーネットさん、
購入前に現車確認をしに行った際に、フロントフォークからの油漏れが発生しましてね…。
譲る前に修理しましょうって事で、前オーナーがバイク屋さんにフロントフォークのO/Hを頼むついでに、タンクの錆びとりも頼んだが断られたんだと。
バイク屋さんが言うには…
タンクに穴を開けてしまう可能性があるから、中古のタンクの購入を薦められたんだってさ。
とは言え…
ヤフ○クに出てるホーネット250のフューエルタンクは結構な値段が付いてるんだよね。
なら仕方ない。
DIYするか
と言う事で…
今回はガソリンタンク内のサビとりにトライです。
現状把握
でね…
ガソリンタンクの中身が…
↑こ~んな状態のサビっぷり…。
(2017年9月の状態です。)
前オーナー曰く…
『室内(倉庫)保管はしてたんだけど、ガソリンが少ない状態で放置期間が長かったんだよ。でもサビてるのはこの見えてる部分だけだよ。』
って言ってた。
花咲かGの使用によるビフォーアフター
施工前がコチラの状態↓
赤サビのブツブツが目立つ状態。
パッと見、コレ末期じゃんっていう状態。
からの
施工後↓
赤サビの部分が消えました!!
残ったボコボコしたサビ部分は黒くなりました。
素人DIYでよくぞココまで復旧できたな~
と我ながら思うワケですよ。
つかさ…
花咲かGの効果って
スゴくない⁉
ガソリンタンクの内側がサビる原因
では、なぜガソリンタンクの内側が錆びるのか?
って事なんですけどもね…
ガソリンが少ない状態
↓
タンク内結露で長期放置
↓
結露の際に発生した水分が原因でサビが発生
っていう流れで、バイクのガソリンタンクの内側がサビてくるんだってさ。
実験画像ね↓
↑薄~い赤い液体がガソリン
その下の層が水
なので、冬眠や長期保管する場合はガソリンタンクは満タンにしておいた方がイイよって事。
エンストするのは、タンク内のサビがガソリンと一緒にフューエルコックを通過し、キャブ内に侵入。
そのキャブ内に侵入したサビが原因でエンストするのではないか!?
っていう仮説。
そうなるとキャブのオーバーホールも視野に入れなきゃいけないんだけれど、とりあえず原因の大元と思われるトコを叩こうかと…
2021年の4月にキャブのO/Hを決行しました!!
で、話を戻して…
ホーネットさんのタンクを外してバラしていくんですけどもね、
フューエルコックにフィルターが付いてたんですね。
んで、そのフィルターが切れてるワケでもなく、フィルター内にサビが入っているワケでもなかったんですよ。
画像は無いのですがね…。
さてさて…
バイクのガソリンタンクのサビとり工程(Slide Away調べ)ですが…
ガソリンタンクの取り外し
当然ながら、ガソリンタンクを外します。
で、タンクの中に入っているガソリンを抜き取ります。
その辺に流すワケにもいきませんからね、携行缶に移します。
タンク内のガソリンを携行缶に移すために、燃料コックごと外して携行缶にドボドボ行くしか方法は無かったんですけどもね…
やったものの…
若干こぼれました。
ぶっちゃけ…
若干どころじゃ~
無かったけど。
まぁまぁ…
揮発するからなんとかなるっしよ。
(意味不明)
自分家の庭だし…。
こういうのは勢いとトルクが大事よね。
燃料コックと燃料フィルターってこうなってたんですねぇ…
画像無いんですけどもね(A;´・ω・)
構造を見てただただ感心…。
こんな機会が無いと燃料コック&フィルターなんて見ないもんね…。
燃料フィルターを見た感じ、サビがフィルターの内側に入り込んでる様子は無かった。
安心しつつも…。
『ま~たやらなくてもいいコトやっちまったか!?』
って内心思いつつ…。
今更引き返せないので作業再開。
ガソリンタンク内の脱脂・洗浄
ワタクシはタンク内の脱脂の為、台所にあった中性洗剤を使用しました。
ジャボジャボ振って流してを繰り返して…
中性洗剤入れてシェイク。
ひたすらシェイク。
ブギーな胸騒ぎがしてもシェイクをやめなかったね。
ここで、ボルトやらチェーンやらを入れてガシャガシャやると、サビも削れるっていうんだけど…。
削れ過ぎてタンクに穴が開いちゃったら大変なのでやめときました。
排水してたら結構サビが流れ出てきました。
タンク内の排水をしたいのだけれど…
ホーネットのタンクの形状の問題なのか、残りあとわずかな量が排水できない。
タンクの中で何度も
『シャララララー』
って言ってんすよ。
あと1チャポンとシャララララーがずーっとタンクの中で言ってるの。
房州さんもビックリのつばめ返しをずーっとやって、や~っと中身が出きった。
何度も何度も注水・排水を繰り返し、サビや洗剤の泡が出なくなったことを確認して、次の工程に進みました。
そりゃ、この手間を考えたらバイク屋さんも遠まわしに断るわなぁ…
って言う考えが過りました。
花咲かGとは一体…?
タンク内の排水後、フューエルコックを外したトコに栓をしました。
そして…
待望の”花咲かG”投入準備です。
”G”はガンダムの”G”なのかもしれない。
↑特に意味はないです。
でね、
今回使用した”花咲かG/栄技研”なんですけどもね
タンククリーナー業界ではかなりメジャーな存在みたいなんですね。
見た目とネーミングはアレな感じがしますけど、
効果は絶大!!
との事で、ワタクシは花咲かGタンク・クリーナーに決めました。
説明書きがね…
花咲かGタンク・クリーナーは、 鉄製のガソリンタンク内のサビ取り、防錆剤です。
ガソリンタンク内に発生したサビは、フィルターの目詰まりを起こしたり、ノッキングの原因になったり、やがてエンジンに悪影響をおよぼすことがあります。
花咲かGタンク・クリーナーは、ガソリンタンク内のサビを取りのぞき、トリートメント効果により、あらたなサビの発生を抑えることができます。
花咲かGタンク・クリーナーは、サビとりと、あらたなサビの発生を抑える、二つの働きを一液で行います。使い方は、いたって簡単。
ガソリンタンクを車体から取り外し、ガソリンを完全に抜いてから、10倍~20倍に薄めた花咲かGタンク・クリーナーを注入します。そのまま、半日から2~3日おいておくだけで、ガソリンタンク内のサビや汚れが取りのぞけます。
花咲かGタンク・クリーナー1リットルの原液を、最大で20倍(20リットル)に希釈して使用できるので、ほとんどのオートバイのタンク容量をカバーします。
また、1回きりの使い捨てとは違い、花咲かGタンク・クリーナーは、繰り返して使用することができます(※ 再使用のたびごとに、処理時間、処理能力は低下します)。
って事なんですね。
サビ付いたガソリンタンク内のサビとりには、あのトイレ洗剤で有名な”サンポール”で代用もできるみたいですが、コーテイングができないのでタンク内はまたサビてしまうとの事…。
タンク内の脱脂・排水という労力を定期的に行うのは無理よね…。
まず無理。
なので、専用のケミカルを使った方がイイよね…。
希釈した花咲かGをガソリンタンクに投入!!
10倍~20倍に薄めるってさ、結構希釈範囲広くないか?
”キシュク”じゃなくて”キシャク”なんすね。
ずーっと”キシュク”で覚えてたよ…。
ホーネット250のタンク容量は16ℓ
花咲かGは1ℓ…。
計算計算っと…
…
あ~
アレだ。
・・・
10倍希釈くらいでイイか~
って、ほとんど目分量希釈。
で、原液を200ml程残しました。
理由は後程…。
数日放置後、花咲かGを抜き取る。
説明書には…
半日から2~3日おいておくだけで、ガソリンタンク内のサビや汚れが取りのぞけます。
との事なのですが、タンク内の様子を見ながらと仕事の休みのタイミングを考えて1週間漬け置きすることにしました。
毎朝出勤前に、タンクの中身を覗いてからジャボジャボ振って
帰宅したら、タンクの中身を覗いてからジャボジャボ振ってを1週間…。
そんなジャボジャボおじさんを1週間続けました。
↑が希釈液投入後1日経過の状態です。
↑が希釈液投入後2日目の状態です。
希釈した液体が効果を発揮している様で、光を当てないと中の状態がわからない。
1日目と比べてそこまで効果のほどがわからない状態でした。
↑が希釈液投入後3日目の状態。
光を当てても希釈液が黒く濁っていて、中身の状況が確認できなくなりました。
で、3日以降は希釈液が真っ黒に濁っていたので、中身の状況がわからないので観察はヤメたです。
そして7日目…。
↑待ちに待った作業日です。
希釈液を抜き取り、水で洗浄ました。
この希釈液は再利用可能との事で、ペットボトルに2ℓ保管。
錆びていた部分(上の画像の黒くなってる部分)を触るとザラザラしてて、黒く滲むんですね。
爪でコリコリしてると黒く滲んでいくんですけども、コリコリしてた部分がニキビの痕みたいにえぐれるんですね。
コリコリやり過ぎて、タンクに穴開くのも困るし、爪がガリガリになっちゃったのでホドホドにしてやめました。
トリートメントする
“トリートメント”なんて聞くとさ、髪の毛サラサラになるイメージなんですけどもね。
この場合のトリートメントって、サビの再発防止のコーティングをするって感じ。
ガソリンタンク内に、少量の花咲かGをまんべんなく行き渡らせてから液を抜いてタンク内を乾燥させるっていう工程です。
ココで希釈の際に残した原液を投入です。
ガソリンタンク内をまんべんなく行き渡らせて…
原液を抜いた後にドライヤーで内部を乾燥させました。
休みを使って補修に充てられる時間も限られてるし、早く乗りたいしでドライヤーを使用ですよ。
見えて無いトコがきちんと乾いてるんだかわからないけど…
で↑のようになりました。
結果発っ表~
冒頭でも紹介しましたが、花咲かGを使った施工の結果はこのような結果となりました!!
施工前が左(スマホでは上)
赤サビのブツブツが目立つ状態。
からの
施工後が右(スマホでは下)ですからね…(-_-;)
赤い部分が消えました。
残ったボコボコしたサビ部分は黒くなりました。
素人DIYでよくぞココまで復旧できたな~
と我ながら思うワケですよ。
つか…
花咲かGの効果ってスゴくない⁉
施工からその後…
この素人DIY作業を行ったのが2017年9月なんですね…
なんだかんだ記事としてUPするのが後回しになっちゃったんですね。
体たらくなモンで…(-_-;)
で…
↑が現在2019年5月の状態です。
ガソリン満タンで維持するようにしてます。
施工後、新たにサビが進行している様子は見た目ではわからない状態です。
そして、施工後はなるべくタンク内をガソリン満タン状態に保って再発防止に努めてます。
そしてさらに1年後の…
↑2020年10月の状態
若干ではあるが、うっすらと赤サビが見え始めたかな~?
っていう状態ですね。
施工を開始したのが2017年の9月
素人DIYで施工から3年が経過しました。
いや~
花咲かGの効果は絶大ですね!!
以上、花咲かGタンククリーナー使用についての人柱報告でした(‘Д’)!!
バイクのガソリンタンク内のサビにお困りの方は、是非試してみてはいかがでしょうか⁉
コメント
ガソリンタンクは常に空のほうが基本錆びません 数ヶ月乗らないことがあるときはキャブ タンク共ガソリン抜くことをおすすめします タンクは空にしてから中にシューっと軽く556を吹くとベストです この程度の556の成分は次乗る時全く問題ありません
そどみ~さん
コメントありがとうございます。
なるほど~
アドバイスありがとうございます!!
また乗るかもしれないし…
で、ナカナカタンクを空にするって決意が出来ないんですよね~(;´・ω・)