能力表を使って…

スポンサーリンク

sl6502
お久しぶりの更新です
今回はKATO SL650の能力表を使って前回の”その辺”の説明したいと思います。

 


コチラが能力表です。
KATO SL650の能力表を用意しました。

能力表
どのクレーンにも運転席室内に用意されてます。

 

黒い太線内は機械の強度によって、他は機体の安定度によって定められています。

 

赤枠の部分は主巻フックの重量です。

 

65tフックはほとんど使わないので25tフックが装着されてます。

 

この表を見て作業半径何mで、
どの位の重量が吊れるのか?
どの位ブーム伸ばしたらいいかな?
を確認します。

 

注意点は
フックの重量(主巻25tフック330㎏、補巻5tフック120㎏)+吊り具(玉掛けワイヤー等)+吊り上げる品物の重量=上記の数値以内
で、作業半径何mまで動かせますよって感じで判断します。

 

品物の重量だけで判断しちゃダメって事なんです。

 

なので、計算間違えると…

合図者『○tあるけどこの距離でコレとれる?』
オペ 『大丈夫ですよー』
クレーンセット後
オペ 『…やっぱり吊れません(-。-;)』

合図者『何やってんだゴラァ(`皿´)』

 

というように、エライ事になるので気を付けなければいけません。
ブームは伸ばせば伸ばすほど細くなっていくので”ぐにょーん”って”たわみ”ます。
ブームが短くても重量がそこそこあれば”ぐにょーん”って”たわみ”ます。

 

作業半径が少なくて済むのにフルブームとか(高所作業は別ですが)操作し辛いし…
作業内容を確認してベストなブーム長さを選びます。

 

実用例なんですが、
この日の作業はトレーラーで運ばれてきた長さ10mで重量10tの部材を置き場に降ろす作業でした。

 

んで、
上記の表でいうと
16.9mブームで
11.6t吊れるのが
11mまでの作業半径。
なので16.9m伸ばせばいいかな…?

 

と…いきたいところですが、吊り具の玉掛けワイヤーが長いので、16.9mブームでは”巻きしろ”が

 

無いんです。

“巻きしろ”

 

とは、クレーンにはフックが巻き上がって”過巻検出リミット”にフックが当たると安全装置が働いて”過巻検出リミット”より上にフックの巻き上げ操作が出来なくなる機能があります。

 

その”過巻検出リミット”からフックまでの距離の事をいいます。

 

品物を巻き上げられないってことです。

 

なので、ブーム長さは23.8mに選定。
吊る場所も降ろす場所も作業半径11m以内の位置にクレーンをセット。
acs1
⇑標準画面

赤く表示されているのが”限界荷重”で作業半径9.5mでMAX14.6t吊れますよって表示です。
その下の実総荷重ってのが現在かかっている荷重です。

 

補巻120㎏+主巻330㎏+玉掛けワイヤー=0.5tって事です。

 

KATOにはこんな機能もあるんです。
acs2
小数点第二位まで表示されます。
0.47tの表示の下の赤い三角でブームのたわみが確認できる表示です。
吊り荷の重量と作業半径だけ確認しとけばいいってワケじゃ無いんですよね…

 

と…

ワタクシはこんな感じで能力表を使って作業してます。

参考になれば幸いでございますm(__)m

コメント

  1. Slide Away より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    http://beherenow982.blog.fc2.com/blog-entry-215.html
    ↑コチラご覧いただきたいのですが…
    ラフターの場合…
    負荷率95%以下    …緑色のランプ点灯
    負荷率95%~100%以下…黄色のランプ点灯
    負荷率100%以上   …赤色のランプ点灯、自動停止
    なんすよね…
    ちなみに能力表の重量にはフックの重量も含めた重量です。
    フック+玉掛ワイヤー+吊り荷=定格総荷重
    が…
    能力表の重量の95%以下の作業半径って感じっすねぇ…
    大きな重機屋さんに、このブログを潰されても困っちゃうんすけどもね…(A;´・ω・)

  2. 宮崎賢一 より:

    SECRET: 1
    PASS: 869d06406855bc9e6da6b5f93793e325
    教えて下さい。能力表から太線内はレッカーの70パーセントの能力でパトライトは緑色の推奨荷重で80パーセントでパトライトは黄色・90パーセントは赤色になるとコンピューターの設定にて決められていると米原商事に聞きましたが間違いないでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました